@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008125, author = {光信, 仁美 and Mitsunobu, Hitomi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {研究ノート, RESEARCH NOTE, 日本語の連体修飾節の意味的機能については、これまで制限的用法/非制限的用法という区別のもとで議論されてきた。こうした先行研究を前提としながら、本稿では、収集した用例をもとに、修飾句の機能と被修飾名詞のタイプについて、これまで無視されてきたと思われる類型の存在を指摘する。 先行研究では、非制限的用法において被修飾名詞となりうるのは、固有名詞や人称代名詞などに限定されるという共通了解が見られるが、本稿では、修飾句が被修飾名詞の定義や説明にあたる場合、あるいは被修飾名詞の属性や本質的な特徴を表わす場合には、普通名詞が被修飾名詞となることを示す。また制限的用法においては、モノの評価を表わす語が被修飾名詞となる場合、本来の制限的用法とは判断形式が反対になる特殊な用法の存在が認められる。 なお、本稿で扱う用例は、連体修飾節が動詞句で、被修飾名詞がヒト名詞で、動詞に対してガ格の関係にあるものに限定されている。}, pages = {365--377}, title = {連体動詞句の機能と被修飾名詞のタイプ : 実例分析による制限的用法/非制限的用法の再検討}, volume = {117}, year = {2023}, yomi = {ミツノブ, ヒトミ} }