@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008122, author = {藤田, 弘之 and Fujita, Hiroyuki}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 本稿は1846年にイングランドで設立された教師協会が主となり取り組まれた、教師の地位向上のための登録制度化に向けた活動の推移を明らかにする。19世紀中期まで教師の地位は低かったが、特に中産階級の子弟に教育を行う教師は特別な資格を要せず、優劣様々な者がおりこれが顕著であった。これに政府が介入し規制することもなく、提供される教育は玉石混交の状態であった。こうした背景から中産階級のための私立学校教師が集まり地位向上のために教師協会を設立した。同協会は試験と資格の認証、教師教育、有資格者の登録制度の確立を主とする活動を行ったが、登録制度は最も重要な事項であった。協会は独自に、又他の団体と連携して制度化のための活動を展開したが、19世紀にはそれは具体化せず、20世紀に入り一応の制度化を見たものの順調に機能せずやがて消滅した。本稿はこの登録制度化に向けた諸活動の推移を明らかにするとともに、その挫折要因を探った。}, pages = {317--335}, title = {イングランド教師協会(College of Preceptors)を主とする教師の登録制度化に向けた活動とその結末に関する小論 : 教師の専門職化のための規制に関わる論議及び相克の検討}, volume = {117}, year = {2023}, yomi = {フジタ, ヒロユキ} }