@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008117, author = {岸野, 浩一 and Kishino, Kouichi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, グローバル化と経済的相互依存が深化した21世紀初頭の現代世界において、経済的手段による国益実現の外交術である「エコノミック・ステイトクラフト(economic statecraft)」の効果が増幅し、国益および国家の独立と存続が脅かされかねない事態が生じつつある。日本では、2020年頃より産業の自律性などを保つ「経済安全保障」の重要性が強調されるようになり、経済問題を安全保障問題として取り扱う動きが活発化している。安全保障問題を提起する安全保障化(securitization)の動きを言語行為として分析する理論がコペンハーゲン学派によって展開されてきたが、安全保障化とはいかなる言語行為なのか。本稿では、分析哲学における J・L・オースティンと J・R・サールの言語行為論をふまえこの問いに応答し、現代日本で進む経済安全保障とその制度化に関する言語行為分析の可能性と意義について考察する。}, pages = {237--254}, title = {安全保障化はいかなる言語行為か : 現代日本における経済安全保障の制度化をめぐって}, volume = {117}, year = {2023}, yomi = {キシノ, コウイチ} }