@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008109, author = {轟, 里香 and Todoroki, Rika}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 本稿では、映像メディア、特にニュースの言語における分裂文の出現という現象を取り上げ、近年映像メディアにおいて分裂文が多用されていることを指摘し、その使用の目的及び背景にある要因について考察する。分裂文は、学校文法等で強調構文と呼ばれることが多く、ある要素を強調するために用いられる構文である。一方、日本語においては、日本語の言語的特性上、この構文を使うことによって、重要な要素が後に回される(「要点の後置」)ことになる。本稿では、映像メディアにおいてこの構文が使用される主要な目的が、要点の後置であるということを主張する。この主張の根拠として、今日のメディアにおいて、重要な要素をできるだけ後に回そうとする強い傾向があることを指摘する。そして、分裂文が多用されるということが、この傾向に基づくものであり、したがって、分裂文の使用による要点の後置は、意図された結果であるということを主張する。}, pages = {95--108}, title = {メディアの言語における強調的表現}, volume = {117}, year = {2023}, yomi = {トドロキ, リカ} }