@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008056, author = {スミザース, 理恵 and Smithers, Rie}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 1604年の Othello 初演当時、道化役者 Robert Armin が演じていた役柄は Iago と Clown のどちらかであるとして、これまで議論が交わされながらも確定には至っていない。両役は、ほぼ同時に舞台に登場するため、Armin がこれら二役を同時に演じていたと考えることは不可能である。1599年に宮内大臣一座に入団した Armin は、道化役者と作家の二つのキャリアを積んでおり、既に観客にはよく知られた存在であったと考えられる。Shakespeare と同様に役者と作家の二足の草鞋を履き、劇団の株も所有していた彼の存在は、劇団にとって非常に重要であったはずである。本稿では、Armin 自身による著作と Shakespeare 劇で彼が演じた役の台詞を分析しながら、当時の演劇界や劇団における Armin の役割を考察する。また、Armin が Iago を演じたとする説と、Clown であったとする説のそれぞれの根拠を再検証し、Armin が Othello において演じた役柄とその重要性を明らかにする。}, pages = {51--65}, title = {Othello における Robert Armin の役柄}, volume = {115}, year = {2022}, yomi = {スミザース, リエ} }