@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008054, author = {柿木, 重宜 and Kakigi, Shigetaka}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 柿木(2019)では、言語学者藤岡勝二(1872‐1935)の言語思想を軸にして、ローマ字化国語国字運動の実態を考察した。藤岡は、東京帝国大学文科大学言語学科教授を25年余り務め、生涯ヘボン式ローマ字の正当性を唱え、ローマ字化国語国字運動に尽瘁した。しかしながら、彼が牽引した「ローマ字ひろめ会」の実態については、未だ十分に考察できたとはいえない。この点を考慮して、本稿では、「ローマ字ひろめ会」を構成した人物に焦点をあてた。特に、51名の評議員の経歴について調査した結果、彼らが、研究者、政官財の重鎮であり、会の象徴的存在であったことが明らかになった。また、ローマ字化国語国字運動の要因に、文字の「光背効果」が深く関わっていることについても言及した。さらに、「ローマ字ひろめ会」の機関誌『RÔMAJI』の実態を考察することによって、国語国字問題の研究が、社会言語学において頗る重要な研究テーマになりえることを論証した。}, pages = {33--50}, title = {社会言語学的観点からみたローマ字化国語国字運動 : 「ローマ字ひろめ会」の実態を巡って}, volume = {115}, year = {2022}, yomi = {カキギ, シゲタカ} }