@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008033, author = {白崎, 護 and Shirasaki, Mamoru}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, フェアネスドクトリンが廃止された後、インターネットが普及した今世紀以降のアメリカのメディアに対する市民の党派的な選択的接触の過程、および党派性におよぼす選択的接触の影響を考察する。多様な分析手法に基づく近年の実証研究を検討した結果、その知見の多くは政治情報に対する選択的接触の傾向を示しつつも、党派的な分極化に対する過度の懸念を否定する。その理由として、インターネット閲覧全体に占める政治情報の閲覧割合が低い点、サイト閲覧割合の大半を占める娯楽・趣味・スポーツという政治と関わらぬサイトにおいて政治的議論の発生頻度が比較的高く、かつ議論相手に対する不同意が生じやすい点、左右寄りのサイトは存在するが、大半は中道との距離が近い穏健な偏りにとどまると同時に、実際の閲覧対象の大半は偏りが穏健なサイトである点の 3 点を挙げられる。}, pages = {267--284}, title = {現代アメリカにおける選択的接触の過程と影響 : インターネットを中心として}, volume = {114}, year = {2021}, yomi = {シラサキ, マモル} }