@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00008023, author = {安井, 寿枝 and Yasui, Kazue}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, 本稿は、『千と千尋の神隠し』にみられるキャラクター言語の表現を示したのち、どのように英語翻訳されているかを確認したものである。日本語では自称詞や対称詞の語形の違いによって、人間界に属するものと油屋の世界に属するものというキャラクターを表現していたが、英語ではキャラクター言語としての一人称や二人称が日本語ほど機能していないことが示された。また、要求表現に注目すると、日本語の台詞では、湯婆婆が命令形を多用することで恐ろしいキャラクターを表現していたが、英語ではすべての登場人物が共通して命令文を多用するため、日本語のように命令形を多用することによるキャラクターの特徴を表現しているとはいえない。一方で千尋に注目すると、英語では「PLEASE」を多用しており、クダサイ形を多用するキャラクターが表現されている例も確認できた。}, pages = {39--58}, title = {アニメキャラクターからみる翻訳についての一考察 : 英語版『千と千尋の神隠し』をケーススタディとして}, volume = {114}, year = {2021}, yomi = {ヤスイ, カズエ} }