@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007977, author = {山崎, のぞみ and Yamasaki, Nozomi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 会話の語りで見られる初出の要素を導入する this は、それが後続談話の中心となる重要な要素であることを示し、聞き手の注意を引きつける役割を持つ。本研究は、導入的 this の談話的特徴を、生起環境や談話構造との関連で説明することを試みる。調査では Spoken BNC2014を使い、新情報導入構造である there was this+NP(名詞句) の左側に起こるコロケーションを局所的に分析した。 共起語には、話者の記憶を確認したりターン交替を一時停止したりする語句、時や場面の設定を行う語句といった新情報導入の準備となる前置き的表現が見られた。また、「外向き・上向き」の視点の動きや「移動・終了」イメージの語句、語りのハイライトや重要な展開を示す接続詞やつなぎの語句も特徴的だった。さらに会話のリアムタイム性や双方向性を表す言語特徴も共起しており、聞き手との相互作用で語りの進行や展開がなされていた。}, pages = {1--19}, title = {コロケーションから見る導入的thisの談話的特徴 : There was this NPを中心に}, volume = {113}, year = {2021}, yomi = {ヤマサキ, ノゾミ} }