@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007970, author = {光信, 仁美 and Mitsunobu, Hitomi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {研究ノート, RESEARCH NOTE, 「太郎 が/の 飲む酒」「お茶 が/の 入ったグラス」のように連体修飾節内の主体を表す「ガ」と「ノ」は交替が可能である。しかし、連体動詞句と被修飾名詞のかかわりの意味的なタイプの違いによって、使用傾向に差異がある。本稿では、連体動詞句と被修飾名詞の間に格関係が成立している、いわゆる内の関係の連体節において、連体動詞句と被修飾名詞がつくる意味的なタイプ(「関係づけのかかわり」「属性づけのかかわり」)と、「ガ」と「ノ」の使用率との関係を分析した。その結果、連体動詞句の動詞にテンスがあり、被修飾名詞と「関係づけのかかわり」にあるとき、動詞句内の主体はノよりもガを用いる傾向がある。連体動詞句の動詞にテンスがなく、被修飾名詞と「属性づけのかかわり」にあるとき、ガよりもノを用いる傾向がある。また、同じ「属性づけのかかわり」にありながら、属性の種類によっても使用率が異なる、という結論を得た。}, pages = {311--329}, title = {連体修飾節における「ガ」と「ノ」の交替について : 連体動詞句と被修飾名詞の関係から}, volume = {112}, year = {2020}, yomi = {ミツノブ, ヒトミ} }