@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007960, author = {岸野, 浩一 and Kishino, Kouichi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, 国際関係研究における英国学派の「国際社会論」と I・ウォーラーステインによる「世界システム論」は、ともに巨視的視点から近代以降の世界全体の構造とその歴史的な形成過程を明らかにしようとする理論である。両論は、世界規模で政治と経済の諸現象が複雑に絡み合い生起するグローバリゼーションの実態を理解し分析するための枠組を提供してきたとされる。本稿では、グローバル化が進む現代世界の諸課題を歴史的・構造的な観点から考察すべく、両論の結節点を探究し、近代世界システムとして国際社会を理解することの可能性と意義を論ずる。当該論究を通じて、グローバル政治経済(global political economy)において対立や競争とともに共存や秩序を齎す原理としての「勢力均衡」(balance of power)が析出される。}, pages = {143--161}, title = {近代世界システムとしての国際社会 : グローバル政治経済における勢力均衡をめぐって}, volume = {112}, year = {2020}, yomi = {キシノ, コウイチ} }