@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007944, author = {西川, 学 and Nishikawa, Manabu}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 我が国の言語文化教育を新旧学習指導要領と対照させた結果、小学校段階では「触れる」レベルであったものが、「親しむ」「楽しむ」「理解する」レベルまで進展し、中学校では3年間を通じて「古典の世界に親しむ」に統一され、小学校からの系統性を一貫させた内容に改訂されていることを明らかにした。次に、現行の中学校国語科教科書の分析から、9 年間の伝統的な言語文化教育の中で定番教材が重複して学習されている現状と課題を突き止めた。この解決には、中教審答申の 6 点の枠組みの②「何を学ぶか」、③「どのように学ぶか」の観点が有効である。さらに、教員の教材中心の授業から学習方法中心の授業へと意識改革することが最重要であると指摘した。そして、「古典に親しむ」授業づくりのためには小・中・高等学校の12年間において、より系統的な教材の配置と指導が必要であり、またそれは各学校・各教員によって個々に策定する必要があると提言した。}, pages = {251--268}, title = {小学校・中学校国語科における我が国の言語文化教育 : 伝統的な言語文化教育からの継承と展開について}, volume = {111}, year = {2020}, yomi = {ニシカワ, マナブ} }