@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007900, author = {岸野, 浩一 and Kishino, Kouichi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, 国際関係をその社会的な構造と文脈の観点から分析する理論的潮流として、国際関係論と国際政治経済学における「英国学派」(the English/British School)が挙げられる。国際関係研究におけるこれら「二つの英国学派」は、主流派ないし米国型の理論研究との対比から、世界の歴史や社会的文脈をより重視する古典的アプローチを採る立場であるとされるが、しかしそれゆえに社会科学としての方法論が不明瞭であるとして批判されてきた。この批判に応答しうる視座を提供する理論として、「二つの英国学派」の双方において18世紀のデイヴィッド・ヒューム(David Hume)の哲学が近年再評価されつつある。そこで本稿では、両者によるヒューム哲学の解釈について、テクストに基づき検討を加え、二つの英国学派に共通する理論的基礎の構築可能性と、現代国際政治経済の分析においてヒューム哲学が有しうる意義や含意を探究する。}, pages = {67--86}, title = {国際政治経済学におけるデイヴィッド・ヒュームの哲学 : 「二つの英国学派」からの検討}, volume = {110}, year = {2019}, yomi = {キシノ, コウイチ} }