@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007894, author = {柏原, 和子 and Kashihara, Kazuko}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, ジョン・アップダイクの女性の描き方は母の死を機に大きく変化した。女性の視点で描くことができるようになり自己を見つめ、自己実現を目指す女性像を創造できるようになった。晩年の2作品Seek My FaceとThe Widows of Eastwickにおいても高齢のヒロインたちは自己を確立することによって老いの疎外を克服し平穏な精神状態を獲得する。彼女たちの老いの疎外やその克服は他の作品中の男性主人公たちのそれと何ら変わることはなく、自己の存在意義を確認することで人は疎外を免れ、老いを受容できるとするアップダイクの認識を読み取ることができる。また現代社会においては高齢者観も変化し、肯定的な高齢者観が現れるようになってきたが、それが作者の「老い」の表象に影響を与えた可能性も否めない。}, pages = {269--285}, title = {ジョン・アップダイクが描く女性の「老い」 : Seek My FaceとThe Widows of Eastwickを中心に}, volume = {109}, year = {2019}, yomi = {カシハラ, カズコ} }