@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007781, author = {長谷川, 晋 and Hasegawa, Susumu}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, 本稿は、非国家主体研究の系譜と現状に焦点を当てることで、紛争解決学と安全保障学の相互補完的な関係の可能性を模索することを目的としている。イラクやアフガニスタンなどで懸案となっている国家建設を支援する存在としても、またそれを妨げ秩序を攪乱する存在としても、非国家主体はその存在感を高めている。マクロな視点から国際秩序の維持に関心を持つ安全保障学では、9.11テロ事件で国際秩序を攪乱し得るほどの力を持つ国際テロ組織が現れたことで、非国家主体を相手とする対テロ戦争が主要な研究テーマとなった。他方、ミクロな視点から現地住民のニーズに焦点を当て、秩序攪乱者を生み出す土壌の変化を促すことを目的とし、隔離・排除・制圧の対象としてだけではなく、包摂し得る対象としても非国家主体に目を向けてきた。こうした異なる視点から同じ非国家主体を見てきた二つの研究の間で、双方の知見を補完的に活用する方法を模索する。}, pages = {99--118}, title = {非国家主体研究から見た紛争解決学と安全保障学の接点}, volume = {106}, year = {2017}, yomi = {ハセガワ, ススム} }