@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007738, author = {辻井, 宗明 and Tsujii, Muneaki}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 主にスペインのスペイン語では、hoy, esta mañana, este mes, este año のような発話の現在を含んで把握される事態には現在完了形が使用され「心理的現在」の用法と呼ばれる。しかし、現在ではanoche やayer という発話の現在の外にあると思われる事態にまで現在完了形が口語を中心に広がっている。このような現象がいつどのような形で始まったのかを観察するため、「心理的現在」の用法をデータバンクで統計をとって通時的に観察した。その結果、hoy, este mes/año のような発話の現在を含む表現と、hoy の中では内在する過去であることから厳密には発話の現在の外にあるesta mañana とは発達の時期がまったく異なることがわかった。このような事実から、それぞれの指示副詞と共起する現在完了形は、異なった用法で発達してきて現在に至っていることを明らかにしたい。}, pages = {37--53}, title = {半島スペイン語における現在完了形「心理的現在」用法の通時的変遷について}, volume = {105}, year = {2017}, yomi = {ツジイ, ムネアキ} }