@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00007737, author = {森岡, 裕一 and Morioka, Yuichi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 「酒に飲まれる」のではなく「酒を飲む」ことのできる男がmanly(男性的)と称される一方、酒に溺れる自らの弱さを認める態度もmanly と呼ばれる。前者は大量飲酒へと向かい、後者は禁酒を指向する意味で正反対の意味を持つ。この逆説状況をいかに説明しうるかが本稿の問題意識である。主だった辞書の定義、先行研究をおさえたあと、いくつかの禁酒物語のテクストを分析し意味の分布を計量したうえで、manly という言葉の本質要素を抽出する。最終的にそれは、「自己主張」と「自己抑制」の対立と表せ、要は自己をめぐる自由意志の問題に収斂するように思われる。そこで、それらの問題をテーマとするアーサーの後期禁酒物語を材料にケーススタディを行い、manliness の主題が禁酒物語といかに不可分に関わっているかを検証する。}, pages = {21--35}, title = {Manlinessのゆくえ : 禁酒物語における自由意志}, volume = {105}, year = {2017}, yomi = {モリオカ, ユウイチ} }