@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006207, author = {橋野, 朋子 and Hashino, Tomoko}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, 本論は、1860年代初頭のイギリスにおいて「センセーション小説」と呼ばれる小説の新たなジャンルの一大流行を引き起こした作品である The Woman in White(1859-60)の著者、Wilkie Collins の初期の作品 Basil(1852)に見られる「センセーション小説」的要素を考察するものである。Basil の作品中に sensation という言葉が多用されていることに着目し、当時の生理学的文献における sensation の意味合いを参考にしながら、1850年代の小説の流れにおける Basil の特異性を明らかにし、「センセーション小説」の先駆的作品として位置づけられている The Woman in White だけでなく、Basil にも「センセーション小説」の要素が見られることを検証していくことが本論の目的である。}, pages = {63--72}, title = {Wilkie Collins の Basil における`sensation'をめぐって : 1850年代における「センセーション小説」の萌芽}, volume = {88}, year = {2008}, yomi = {ハシノ, トモコ} }