@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006150, author = {小阪, 知弘 and Kosaka, Tomohiro}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 本稿において、スペイン映画、『靴に恋して』(2002)に登場する様々な衣服、とくに靴を衣服の記号論の視座から分析したところ、衣服が性差を明示する記号として作用すると同時に、社会的記号として機能していることも明らかとなった。また、衣服の色彩が「信号表示的機能」を発揮していることも確認できた。本稿における考察を通じて、『靴に恋して』という映画は、5人の女性主人公たちが男性登場人物たちに支えられながら自らの人生の足場を固め直して、純粋で謙虚な態度で未来に向かって再び歩き始める物語であることが理解できた。そして、靴を中心とする数々の衣服が登場人物たちの属性と行動を規定する記号として作用することで、物語内容とその展開に多大な影響を与えていると結論づけることができた。}, pages = {169--187}, title = {スペイン映画『靴に恋して』(2002)における衣服の意味作用}, volume = {93}, year = {2011}, yomi = {コサカ, トモヒロ} }