@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006133, author = {朴, 育美 and Park, Ikumi}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, この研究では、一見自由に見える私たちの言動が、実は目に見えない秩序によって内から規制されているという構築主義的視座と、語りと言説空間の相互依存を明らかにする批判的談話分析の視点から、鷺沢萌(1994)の自伝的著書『ケナリも花、サクラも花』をナラティブ分析する。鷺沢のアイデンティティにまつわるナラティブを担保している、マクロなディスコースを批判的に分析することで、エスニシティを軸にした在日の語りを支える日本社会のディスコースが前提としているもの、望ましいと考えているもの、期待しているものを顕在化させたい。鷺沢が語るナラティブは「彼女にまつわる物語」であると同時にそれを成り立たせている「社会が前提としている物語」でもあるはずだ。}, pages = {13--26}, title = {アイデンティティの語りを成り立たせているもの : 『ケナリも花、サクラも花』のナラティブ分析が顕在化させる日本社会のディスコースの前提}, volume = {94}, year = {2011}, yomi = {パク, イクミ} }