@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006121, author = {松村, 國隆 and Matsumura, Kunitaka}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, 1200年前後のドナウ河流域において、ヴァルター・フォン・デァ・フォーゲルヴァイデは歌人として群を抜く存在であり、その名はドイツ全土に広まっていた。しかしながら、恋愛歌人としてだけでなく格言歌人としても彼は他の追随を許さなかったし、歌い振りの点でも尋常ではなかった。つまり彼は従来の歌謡の規範を打ち破り、「格言歌」に新風を吹き込んだと言われている。本論文の目的は、ヴァルターがかつての活動の場であったウィーン宮廷をテーマにうたったL 20, 31 および L 24, 33、さらに宮廷歌人として迎えられるという夢が結局は叶わなかった心境をうたった L 28, 1 を取り挙げて、とくに1198年以降に彼が「格言歌」というジャンルをどのように展開していったのか、その経緯を彼の歌謡の再検討を通じて明らかにすることにある。}, pages = {73--85}, title = {1200年前後のドナウ河流域における文学事情 : ヴァルターの「格言歌」L 20, 31; L 24, 33; L 28, 1}, volume = {95}, year = {2012}, yomi = {マツムラ, クニタカ} }