@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006075, author = {平田, 一郎 and Hirata, Ichiro}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Mar}, note = {論文, ARTICLE, ホワイトヘッドのコスモロジーの大きな特徴は累積性にある。即ちその究極的構成要素たる現実的存在は、その生成が終わったとしても宇宙から消え去るのではない。むしろその上に新たな現実的存在が積み重なっていく。 こういった累積性はコスモロジーの対象たる宇宙の要素についてのみ言われるわけではない。むしろコスモロジーの探究そのものについても言われる。その点で累積性は自己言及的である。そしてこのコスモロジーの探究そのもの累積性は、フォードの「構成的分析」の評価においても有効である。 さらにコスモロジーの対象たる現実的存在には空間的累積性もある。これはウォラックのあらゆるものが現実的存在と見なせるという解釈に一致するが、それゆえサブアトミックな存在の上に、分子、細胞等々と重なる。それら全てを現実的存在と見なせるところに、コスモロジーがコスモロジーである所似となるミクロコスモスとマクロコスモスの対応がある。}, pages = {51--70}, title = {ホワイトヘッドのコスモロジーにおける累積性について}, volume = {99}, year = {2014}, yomi = {ヒラタ, イチロウ} }