@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00006053, author = {柏原, 和子 and Kashihara, Kazuko}, journal = {研究論集, Journal of Inquiry and Research}, month = {Sep}, note = {論文, ARTICLE, John Updike の最後の小説 The Widows of Eastwick は必ずしも評価の高い作品ではないが、これを主人公 Alexandra が老いの苦境を超克する物語として読むことにより、新たな側面が開けることを論証する。高齢になり未亡人となった Alexandra は自己の存在価値を見失い、社会から疎外され、死の恐怖に苛まれるという老いの苦境の中にいる。30余年前に魔女として犯した罪を償おうとイーストウィックの町に戻るが、娘一家との交流の中で、自分が生命の連鎖に連なっていることを認識し、自己の存在意義を確信する。疎遠になっていた自然とも和解し、ニュー・メキシコに戻った彼女は老いも死も自然の摂理として受容できるようになる。最後に Alexandra が到達した心境は老いの苦境の超克を表すものであり、そこには作者 Updike の世界観も見られる。}, pages = {39--55}, title = {The Widows of Eastwick : 老いの苦境を超克する物語}, volume = {100}, year = {2014}, yomi = {カシハラ, カズコ} }