@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00005888, author = {小村, 親英 and Komura, Chikahide}, journal = {関西外国語大学留学生別科日本語教育論集, Papers in Teaching Japanese as a Foreign Language}, month = {}, note = {日本語学習者が敬語を習い始めると、過剰に敬語表現を使ってしまうという傾向が見られる。本稿では日本語学習者がなぜ敬語表現を過剰に使うのかを社会文化理論の視点から考察するものである。特に、ヴィゴツキーの発達の最近接領域、レオンチェフの活動理論、バフチンの権威的対話性という三様の心的過程に注目し、敬語表現が過剰に使われる理由を提示するものである。対話というものは、ある話し手の具体的な発話が別の人の発話に出会い、互いに影響し合いながら活性化するという動的な過程としてみることができるが、日本語学習者が教師のもとで行う教室での敬語発話練習に関しては、教師が学習者の対話者であり、かつ、発話された敬語を評価する者であるという理由から、学習者は敬語をつかわなければいけないと意識するあまり、敬語を過剰に使ってしまうと論及するものである。}, pages = {83--97}, title = {A Sociocultual Explanation of the Overuse of Japanese Honorific Utterances in Speech Communication}, volume = {18}, year = {2008}, yomi = {コムラ, チカヒデ} }