@article{oai:kansaigaidai.repo.nii.ac.jp:00005874, author = {森, 陽子 and Mori, Yoko}, journal = {関西外国語大学留学生別科日本語教育論集, Papers in Teaching Japanese as a Foreign Language}, month = {}, note = {日本語教育の現場において、一般に読み書きのクラスでは会話のクラスと比較し学習者間のインターラクションが少なく単調なものになる傾向があると言われる。また、読み書きクラスと称してはいるが、実際には読解に多くの時間が割かれ、作文などの「書く」という作業には、カリキュラムなどの都合上、多くの教育機関では時間が少なくなってしまうのが現状であろう。しかし、「書く」という技能は、日本の大学あるいは大学院への編入や進学を考える学習者や、日本企業への就職を試みようとする学習者にとって必要とされるだけでなく、他の技能と密接に関連しており、日本語の総合的な能力を反映するスケールに成りうるものでもある。今回、関西外国語大学中級読み書きのクラスに在籍する日本語学習者を対象に、ピア・ラーニングにおけるピア・レスポンスの実践を試みた。ピア・レスポンスの実践は、英語の第二言語教育現場においてかなり前から取り入れられており、既に様々な効果が認められている。教師から学習者へという一方的なフィードバックに依存せず、学習者間の建設的なインターラクションを通して、学習者がさらに書く力を高めていくことができればと考える。本論では、ピア・ラーニングの実践における利点や問題点、また学習者に実施したアンケートをもとにピア・レスポンスのさらなる可能性と今後の課題について考察する。}, pages = {133--142}, title = {The practice of peer-learning at Kansai-Gaidai University : A case of intermediate reading and writing class}, volume = {20}, year = {2010}, yomi = {モリ, ヨウコ} }